ARTPRO MAGAZINE  2020.09.03

アートプロマガジン企画 突撃インタビュー第1弾!


こんにちは。アートプロセスマガジン編集長吉原です。

今回はアートプロマガジンの企画で弊社主要事業のひとつである「WEB事業」について当事業の立ち上げ人でもある専務取締役 山本武史にインタビューを行い弊社WEB事業の強みに迫りました。


吉原:早速ですが山本専務、よろしくおねがいします!

まず、弊社WEB事業の強みは、ホームページ制作にとどまらず、印刷物やサインなどその他の販促ツールと絡めた提案ができることだと思いますが、山本専務が思う強みとはなんだと思われますか?


山本:そうですね。
例えば印刷メディアとWEBの連動といった、メディアミックスの提案と実現ができる事も当社の強みと思っていますが、私が感じているのは、それを叶える「個の力」「チームの力」の両立ができている事だと思っています。
1975年の創業以来、私たちは時代に合わせた変革を行い現在のような体制を整えてきました。まだまだ道半ばではありますが、その変革において一貫して大切にしてきた事は「品質」と「対応力」、そして「人材育成」だったように思います。
WEB事業においてもその延長にありますから、求められる以上のデザインやユーザビリティ、お客様や時代のニーズに応える提案力やスピード感など、日々スタッフ一丸で追い続けていることが「個の力」と「チームの力」を伸ばしている原動力だと思います。
その結果として、WEBサイト制作においても、デザインやコーディングといった直接的要素以外に、イラスト作成やスチール撮影、ドローン撮影、動画撮影・編集など、クリエイティブに必要な事が全て社内で対応できる「チーム」ができあがった事が何よりの強みですね。


吉原:なるほどですね!山本専務が携わられたWEB案件で特に印象深い事例はなんでしょうか?


山本:どの案件にも言える事ですが、案件を進める中で、お客様の業界の事や立ち位置、お客様自体の歴史やこれからに対する想いなど、 数多くの事に触れることができます。その中で感じたことを「見える化」するのが私たちの仕事な訳ですが、そのような事例で一つだけあげるとすれば熊本のホテル様の案件でしょうか。
歴史と伝統の中で貫いてこられたホスピタリティーの精神や提供する価値を、デザイナー、エンジニア、カメラマンなど、全てのスタッフが共有して案件を進めました。
デザインは奇をてらわず、歴史と伝統をこの先も脈々と紡いでいく姿を表現、撮影ではホテルスタッフの皆様に多大なご協力いただきながら、ホテルで過ごすひとときを誰もがイメージできるように、そして、サイトへ訪れた方を目的のページへエスコートするようなユーザビリティなど、私たちが感じた全てを、チームの力を合わせて表現させていただいたお仕事の一つですね。

弊社の制作事例はこちらからご覧いただけます。


吉原:コロナ禍において私たちを取り巻く環境にも様々な影響や変化が起きていますが、WEB事業で新たに取り組まれていることを教えてください。


山本:このコロナ禍において、広告に限らず、様々なものがデジタル化へと加速的に進んでいるのはあらゆる業界で感じている事かと思います。
ただデジタルの情報は世の中に溢れかえっていますので「捨てられている情報」も数多く存在しています。
だからこそ、いかに「選んでもらう情報を提供できるか」が一層求められていると感じています。

選んでもらう為にクリエイティブは大変重要な要素で、まだまだ強化していかなければならないと思っていますが、それと同時に時代に合わせた告知や周知の方法を組み合わせていかなければならないとも思っています。
また、最近の取り組みとしてMA(マーケティングオートメーション)があります。まだ私自身勉強中ですが、今後もサイト制作とデジタルならでは強みを組み合わせながら提案していきたいですね。

最後に、紙メディアだからこそ伝わる価値、選ばれる価値もあると思います。
例えば、レストランなどのメニューのデジタル化は確かに便利ですし感染防止にも役立ちます。ですが、アナログのメニューブックの閲覧性の良さや、選ぶときのワクワク感は損なわれる気がするのです。
私たちの仕事は、どちらが良いか?という一択ではなく、お客様目線に立ち、紙やWEBなどを組み合わせながら、幅広く対応・提案していくことをこれからより一層大切にしていきたいですね。


吉原:なるほどですね!勉強になりました。
山本専務、どうもありがとうございました。


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